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アルミ付きとアルミなし紙パックのリサイクル(野川の枝垂れ桜と新緑、容リ法、LL紙パック、混合回収)

花冷えが続いて、満開した桜も散らずにがんばっている。また、野川沿いの枝垂れ桜も7、8分咲きのままである。
       <<野川の枝垂れ桜>>
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花冷えが続いていても、旧谷口邸の緑は日増しに濃さを増している。この邸宅からの湧水が珍しく涸れて、これが流れ込まなくなった野川も全く水涸れしてしまった。
       <<旧谷口邸の新緑>>
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先日、印刷工業会とNPO法人である集めて使うリサイクル協会が作成した「アルミ付紙パックリサイクル事例集(Vol.3)」が送られてきた。これは、酒パックリサイクル促進協議会が進めるアルミ付き紙パックである酒パックのリサイクルの実態を取りまとめた小冊子である。
アルミ付き紙パックの酒以外の飲料については、LL紙パックリサイクル推進研究会がリサイクルを進めている。LLとは長期間の保存可能を意味するLong Life(ロングライフ)である。
どちらのリサイクル推進団体も、印刷工業会が主導的な役割を担っている。
       <<アルミ付き(LL)紙パック>>
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<<容器包装リサイクル廃棄物の分類>>
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容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)では、飲料用紙容器(飲料用紙パック)は、アルミ付きとアルミなしに大別されている。アルミなしの紙パックは、その商品を扱う企業(特定事業者)は再商品化義務が免除されているが、アルミ付紙パックは紙製容器に分類されており、再商品化義務があり、その費用負担が発生している。
容リ法の制定時においては、アルミなしに比べてアルミ付きの紙パックは古紙(再生紙)原料としてリサイクルしにくい容器包装廃棄物であったが、現在では再生紙メーカーの設備対応が整ったことから、古紙回収事業者→洗浄加工事業者→再生紙メーカーのリサイクル・ネットワークが確実に構築されている。
この結果、東京都の多摩市、武蔵野市、群馬県高崎市など、アルミ付き紙パックをアルミなし紙パックと同じように回収(混合回収)している自治体が増加している。       
        <<LL紙パックのリサイクル・ネットワーク>>
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アルミなしの紙パックについては、全国牛乳容器環境協議会(容環協)がリサイクルを推進している。また、容リ法に対応したアルミなしの紙パックのリサイクル推進団体は容環協が主体となっている飲料用紙容器リサイクル協議会である。
2008年にLL紙パックリサイクル推進研究会が発足した時に、市民団体の全国牛乳パックリサイクルの再利用を考える連絡会の会長が混合回収を進める動きに反発したことから、容環協の当時の常務理事がそれに盲従した。
このため、それぞれの組織の構成員は大きく変わらないにもかかわらず、容環協とLL紙パックリサイクル推進研究会は反目する状態が今でも続いているようである。
        <<アルミ付き紙パックのリサイクル・マテリアルフロー>>
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アルミなしとアルミ付き紙パックの回収率はともに低調である。2011年度におけるアルミなし紙パックの損紙を含む回収率:42.9%、使用済み紙パック回収率:32.5%であり、2010年度におけるアルミ付き紙パックのそれは、それぞれ13.3%、2.7%である。

アルミ付き、アルミなしともに、紙パックのリサイクル・ネットワークは変わらないことから、この回収率向上のためには、混合回収に向けた連携が必要である。
ともあれ、容器包装リサイクル法の改正が迫っている。消費者との連携を模索する前に、市民団体の思惑を無視して、業界団体間の連係も必要のようである

by ecospec33 | 2013-03-31 18:31 | 〇容器包装リサイクルの行方  

配電盤での短絡による停電事故から見えることⅡ(福島原発、東電の常識は社会の非常識、立川断層の誤認)

福島第一原発使用済み燃料プールの冷却システムの停電事故が発生してから1週間経過した25日になってやっと、その原因が配電盤に侵入したネズミであると東京電力は断定した。

これは、報道機関のみへの発表であった。
20日に、東京電力のHPに「第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報8)」をリリースし、その最後に「・・・引き続き、電源設備の不具合状況の調査をすすめてまいります。調査状況については、新たなことが判明し次第お知らせいたします。」と記してあったが、原因特定についてはHPにリリースしていなかった。
事故10日後の28日になって、最終報告として「福島第一原子力発電所1~4号機所内電源系の停電事故について」をリリースし、それまで使用した不具合を事故と表現した。

この東京電力の停電事故の対応から見えることは、
第一に、社会の批判を浴びてから、東京電力は本件を不具合から事故と改訂するような体質をもった企業である。
第二に、東京電力は停電復旧ばかりでなく、社会へのリリースが非常に鈍感である。
第三に、この遅い対応の裏には、何十人の印鑑(承認)があったはずで、東京電力の官僚的な体質が見える。
29日に、東京電力は、福島第一原発事故調査の最終報告が自己弁護に終始しているなどと批判を浴びたことから「事前の備えが十分であれば防げた事故だった」と総括した上で、改革プランを決定したそうであるが、今回の停電事故の対応からは、その改革の道は容易でないことが読み取れる。

「東京電力の常識は社会の非常識」、または「社会の常識は東京電力の非常識」を認識できない社内意識、企業体質を壊さない限り、福島第一原発のような大災害は起こりうる。
これは、東京電力にとどまらず、どの企業でも言えることで、企業は社会性を見定める努力が必要である。

これは、学会、学者にも言えることかも知れない。
東京大学地震研究所の佐藤比呂志教授は、立川断層帯のトレンチ掘削調査で、人工物を地震により断層が動いた痕跡と誤認したと発表し、「一種の催眠術にかかっていた。」「発見を焦る気持ちがバイアスとなり、『見たいもの』が見えてしまった。」と釈明し、また社会に混乱を与えたことを陳謝した。
土木工事などに詳しい一般公開の一見学者の指摘で収まったことは幸いであった。そのまま突出すれば、2000年に発覚した旧石器捏造事件の考古学会を揺るがす大事件のように、地震学会、地質学会を揺るがすような大不祥事に発展する可能性すらあった。
先月の発表方法が適切ではなかったとはいうが、新たな発見で誇らしげな彼の映像を思い浮かべると、「彼の常識は社会の非常識」であったようだ。
彼は原子力規制委員会の有識者調査団の一員であるが、今回の一件で彼の言動は信頼を失った。

「日本原子力学会の常識は社会の非常識」、「原子力村の常識は社会の非常識」・・・・なのである。

by ecospec33 | 2013-03-30 15:47 | ●その他社会問題  

配電盤での短絡による停電事故から見えること(福島第一原発、雪印乳業、東京電力、発送電分離)

先週、電力設備のスペシャリストに連絡をとった。
彼は超難関といわれる国家資格の第一種電気主任技術者であり、食品工場では電気主任技術者としての立派な経歴を持つが、本社でも東京電力、関西電力、中部電力に絡んだ4つの特別高圧受変電設備を更新した経歴も持つ。
福島第一原発の使用済み燃料プールの冷却システムの停電事故について、彼に聞けば正論を得ることが出来ると思ったからである。その彼は、東電の官僚的な体質が変わっていないこと、および報道機関の不正確な報道を非難した。

彼は食品工場での何度かの停電事故を経験し、私も現場に直行するなど苦楽を共にしたエンジニア仲間であり、大先輩である。
●電力配線ケーブルの被覆が経年使用による炭化、焼損による停電事故
配電盤の上部の配管の水漏れによる停電事故
配電盤が設置されている隣室配管の水漏れによる停電事故
●設備メーカーの製造ミスによる容量不足のコンデンサ焼損による停電事故
●耐用年数を超えて使用した高圧進相コンデンサのパンクによる停電事故
このような経験もあり、電力設備の経年劣化状況を把握しつつ、高圧配線ケーブルなどの更新も順次行った。

上の停電事故と福島第一原発での停電事故と同様な配電盤での短絡による停電事故といえば、2000年に14,720名の食中毒患者を起こした雪印乳業の集団食中毒事件を思い出すことが必要である。

<<雪印乳業の集団食中毒事件の概要>>  厚生省の最終報告などによる
3月31日 大樹工場での配電盤での短絡による停電事故
4月 1日 大樹工場で脱脂粉乳の製造(S菌の増殖とSEAの産出)
4月10日 大樹工場で4月1日製造の脱脂粉乳を利用して脱脂粉乳の製造
6月27日 大阪市で食中毒事件最初の届け出
6月30日 雪印乳業へ製品回収命令
7月 2日 大阪工場で製造した低脂肪乳からSEA検出、営業停止
8月18日 低脂肪乳の原料である大樹工場で製造された脱脂粉乳からSEA検出
8月19日 大樹工場への立ち入り検査
8月23日 大樹工場で製造した脱脂粉乳からSEA検出、S菌未検出、営業停止
10月13日 営業停止命令の解除
12月20日 厚生省による「雪印乳業食中毒事件の原因究明調査結果について」最終報告
注)S菌(黄色ブドウ球菌)、SEA(黄色ブドウ球菌エントロトキシンA型)

この最終報告書によれば、カマンベールチーズの製造工場で有名な雪印乳業大樹工場で、2000年3月31日に工場内電気室の屋根へ氷柱が落下し、屋根の破損部分から氷雪の溶解水が浸入したため、(配電盤で)配線に短絡が発生し、さらに保護装置が作動したため、工場構内全体が11時から14時までの約3時間停電した。その後18時51分から19時44分までの間、復旧作業のため、さらに約1時間、工場構内全体の通電が止められた(停電した)。
当日、黄色ブドウ球菌の増殖至適温度帯にあった箇所は、クリーム分離工程中の分離器及びその前後の工程および濃縮工程のライン乳タンクのみであった。クリーム分離機内とその前後の工程では、乳分650Lが20~30℃に加温されたまま冷却されずに約4時間放置され、また、濃縮工程では、脱脂乳及びこれを回収するために使用した水(ライン乳)が800Lが9時間以上ライン乳タンク内で40℃に加温されまま冷却されずに放置されたことによって、黄色ブドウ球菌が増殖し、殺菌しても消滅しない毒素エントロトキシンA型が産出した。

福島第一原発での停電事故がもたらす、恐怖心による心理的および放射能による生物的なリスクは、雪印乳業の食中毒事件の比ではない。それは一過性ではないということに尽きる。
雪印乳業は、食中毒事件の収束を図っている最中の2002年1月に雪印食品の食肉偽装事件が発覚し、解体整理された。農水省の後押しもあって、約10年後に、全農と結びつき雪印メグミルクとして再生はしているが、その地位は業界内で低迷したままである。
それに比べて、東京電力は解体もされずに生き延び続けている。公共性が高いこと、原子力発電という高度な技術管理を有していることが理由であろうが、早急に発送電分離をおこない、送電部門を売却して賠償に充てるなど抜本的な解体が必要である。

by ecospec33 | 2013-03-25 13:49 | ●その他社会問題  

福島第一原発の停電とインフレへのマインドコントロール(東電の体質と不信、事故と事象、デフレマインド)

事故から2年を経過した福島第一原発で、3月18日の午後7時ごろに使用済み燃料プールの冷却システムが停電によって停止する事故が発生した。
当時の恐怖を思い起こすような事故であり、報道機関への通報の遅れ、および配電盤が仮設であったことが問題となったが、それよりも原因特定の経過に疑義がある。

NHK報道を時系列に列挙すると、
●18日23時50分「福島第一原発で停電 冷却システム止まる」: 「東京電力福島第一原子力発電所で18日夜、停電が発生し、1号機と3号機、それに4号機の使用済み燃料プールの冷却システムなどが止まっています。東京電力は原因を調べていて、原因が特定されしだい使用済み燃料プールの冷却システムの復旧作業に入ることにしています。」
●19日4時26分「停電で燃料プールの冷却システム止まる」
●19日12時23分「福島第一原発で停電 原因特定できず」: 『・・・17時間たった今も電源設備のトラブルの原因を特定できず、燃料プールの冷却を復旧できない状態が続いています。・・・外部の送電線から電気を受けている3つの配電盤で何らかのトラブルが起きたとみて、調査を行い、これまでに2つの配電盤は復旧しましたが、残る1つの配電盤のトラブルの原因が特定できず、発生からおよそ17時間たった今も燃料プールの冷却を復旧できない状態が続いています。・・・』
●19日17時22分「福島第一原発1・4号機 燃料プール冷却再開」: 『・・・東京電力の尾野昌之本部長代理は、「トラブルを起こした配電盤について、目視で確認したところ、目立った損傷はなかったが、現在も電気の流れ具合を評価するなどして、原因を調査している。今回は、設備を復旧するのに、ケーブルでほかの配電盤に切り替えたほうが早いと判断した」と説明しました。・・・』
●20日0時37分「福島第一原発 すべての冷却システム復旧」: 『・・・東京電力は、今回停止した配電盤のうち、残る1つで異常があったとみて調べていますが、目立った損傷などはなく、トラブルの原因はいまだに分かっていません。東京電力は、この配電盤に、何らかの原因で電気が流れすぎたり、電圧が低下したりするトラブルが起きた可能性があるとみて調べていますが、原因の究明にはさらに時間がかかり、今後の再発防止対策に影響が出るおそれもあります。・・・』
○東京電力20日のリリース「福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について」: 『・・・本日午後0時36分頃、仮設3/4号M/C(A)の電源盤内において、端子および壁面がすすけていることを確認しておりますが、その後、双葉消防署による確認の結果、午後1時57分、火災ではないと判断されました。』
●20日15時9分「冷却システム復旧 本格的な調査始まる」: 『・・・東京電力は、今回のトラブルは、原発事故をきっかけにトラックの上に設けた、残る1つの仮設の配電盤に異常があったとみていて、20日朝から設備の電気抵抗を調べるなどして本格的な原因調査を始めました。そして20日午後0時半ごろ、仮設の配電盤の内部の端子や壁にすすがついているのを、調査中の社員が見つけました。・・・』
●21日7時1分「送電線からの2系統 工事のため連結」: 『・・・東京電力は、20日から本格的な原因の調査を始め、仮設の配電盤の内部を調べたところ、電気が流れる端子とそばの壁に焦げ跡があるのを見つけ、近くでネズミのような小動物が死んでいました。東京電力は、原発事故後のおととし5月から屋外に設置している仮設の配電盤の内部に小動物が入り込み、端子に接触してショートなどが起こった可能性があるとみています。・・・東京電力は、今回のトラブルの復旧作業の中で仮設の配電盤ではなく建物の中にある配電盤を使う仕組みに切り替えるとともに、使用済み燃料プールの電源を二重に設ける工事を進めることにしています。』

これを読んで、この原因特定と電源復旧の流れを不可解と思わない人はいないだろう。
第一に、停電頻度の少なさを世界に誇っていた東電にとって、恥ずかしいほどの幼稚な事件である。
第二に、原因の特定を進めながら、電源の復旧(停電の回復)を進めるのが常套手段であり、東京電力もそのようにすると発表しているにもかかわらず、原因の特定が復旧よりも後手になったこと。
第三に、トラブルを起こした配電盤に目立った損傷がないと発表していたにもかかわらず、その後、ネズミによる相間短絡(ショート)した跡が見つかったこと。
この停電事故に関連し、第三に、重要な設備であるにもかかわらず、仮設の配電盤を使用し続け、また電力系統の2重化を怠っていたこと。

仮設配電盤が高濃度汚染の場所に設置されていたのかも知れないが、このような不可解な失態を続ける限り、東電の体質が変わっておらず、東電への不信感も払しょくされない
ということである。
東京新聞は3月22日の社説で、このようにも記している。
『会見した東電幹部は、「事故」とは言わず「事象」と呼び、「原子力の世界では、放射性物質の影響が出るようなことがなければ事故ではない」と言い張った。住民の心情より原子力ムラの特別なルールを優先させる思考法も、どうやら変わってはいない。 結局東電には、住民の側に立つ視点が育っていないようだ。』

自民党政権は、民主党政権時代に見直されつつあった原子力発電と電力事業の在り方を、審議会から反原発論者を追い出すなどして、しだいに原発事故以前の姿、原子力村と政官財癒着の構造に戻そうと躍起となっている。
22日の朝日新聞朝刊に、『大都市地価 上向く』という大見出しが躍ったが、一部の実態は見出しに合致しているが、多くは見出しと異なっている。日銀新総裁の就任に合わせて、デフレマインドからインフレマインドへのマスメディアのマインドコントロールが始まっている。

ともあれ、政財界およびマスメディアの動きを注視するマインドを持ち続ける必要がある。

by ecospec33 | 2013-03-23 07:05 | ●その他社会問題  

サクラ、さくら、桜と新緑、小金井公園桜祭り、アベノミクスとアベノリスク

16日に気象庁が過去最も早いサクラ開花宣言をしたそうである。この約2週間が楽しみであるが、4月に入ってすぐの週末に開催される「小金井(公園の)桜祭り」は、サクラの見ごろは当に過ぎて、葉桜祭りである。
昨日17日から春のお彼岸が始まって、多磨霊園の周辺道路は車が渋滞していた。霊園内の車の混雑ぶりを知っているので、3月に入った早い時期に自転車で父母のお墓参りを済ませている。
甥がお墓詣りで自宅に立ち寄った。3月初めに、30歳に近い彼は一人で伊豆に河津桜を見に出かけたという。
         <<野川沿いの河津桜>>
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焼肉ファミレスで昼食を食べながら、一流企業の子会社でソフト開発を担っている彼の話を聞くと、ここ数年間、昇給がないこと、また労働組合もないという。アベノミクスの効果は感じられないというが、地価が上がって、自宅マンションが高く売却出来ればと淡い期待を抱いていた。それは、2、3年前に購入した都心の新築マンションの借金が身に染みているからである。
いくら金融緩和しても、かってのバブル期のような国民のバブル的な高揚は期待できないだろう。
彼も実態経済が良くなるとは真剣に思っていないようである。原発の安全神話が復活しないように、土地神話が復活しないことも承知している。
彼はマンションの購入より結婚相手を探しと世帯を持つことを優先すべきだったようである。
それでこそ、日本が活性化する基盤となりうることであるように思う。
         <<野川沿いの枝垂れ柳>>
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安倍内閣と自民党への支持率が高まっている。ドタバタな民主党政権下の政治への不満と、大震災と原発事故によるうつ症状から解放されたい期待感がなせる結果である。
アベノリスクへの不安から不支持率も高まっている。かつての政官財癒着の自民党が顕著になれば、人心は離れていく。

さくらの花から新緑へ、金融界だけでなく、日本全体が元気になるように我々自身が行動しなくてはならない。
昨年9月に新しい自動車に買い替えているので、次は国内旅行でもするか・・・・

by ecospec33 | 2013-03-18 14:14 | ●季節の変化と日常生活  

LCA、CFPについて(LCAエキスパート検定試験、エコリーフ、カーボンフットプリント、放射性物質)

本日3月11日は、東日本大震災から2年目の追悼日である。
アベノミクスで円安、株価上昇などで浮かれ始めた社会状況の中で、大震災と福島第一原発事故の記憶が風化しつつあるが、自然災害と事故による悲惨さを忘れてはならない。
当日は犬の散歩中で、周辺の家屋がギシギシと音を立て地震に気がついたが、畑地の台地が波を打つのを見た。この揺れが収まってからも、武蔵野公園の大木が左右に大きく揺れ続けていた。

ところで、先月の中旬に、日本乳業協会環境委員会で、「カーボンフットプリント(CFP)への対応」と題して、40分間講演した。
ブログで連載したことを整理した内容であり、第一は、製品CFPから企業CFP(サプライチェーン)に移行しつつあることを提示し、第二は、牛乳は「GHG排出量」は他の飲料と比べて高いが、「栄養素密度」が非常に高く、「栄養素密度」を「GHG排出量」で割った「NDCIインデックス(NDCI index:The Nutrient to Climate Impact)」が高く、「地球にやさしい飲料」であることを示し、第三は、CFPをポジティブに活用して欲しいと結論付けた。
各国のカーボンフットプリントへの対応は異なるが、日本はCFPマークを製品につけるコミュニケーションに執着し過ぎている。食品について言えば、お米にCFPマークをつけて何になるのだろう。コミュニケーションの方法を再検討すべきであると思う。
      <<ISO発行前に低調となるエコリーフとカーボンフットプリント>>
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本日、CFPプログラムを管轄する産業環境管理協会が、2月上旬に受験した第三回LCAエキスパート検定試験の合格者を発表した。
2月下旬頃にHP上で発表すると公表していたので、どうなったのかと思っていたが、これで気がかりなことが解消された。合格基準は約70点以上で、合格率は約25%と低調だったようである。
前回、前々回の試験内容が公表されていないので、何を勉強しておいたらと不安もあったが、指定された参考書を熟読し、他の資料で補完しておけば合格できるものである。もちろん、環境保全の全般を常識程度に知っておくが基本である。
電卓を使う問題は全問の約40%を占めていたように記憶しているが、LCA手法を論理的に会得していれば、あとは掛け算と割り算が出来さえすれば良い。エネルギー管理士試験の積分のような算術は全く必要ない。
ともかく、合格しさえすれば、満点でも取ったように何とでも言える。
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半月ほど前にも書いたが、この合格が主目的でなく、環境問題への視点を増やすことが目的であった。
このため、参考書ではなかったが、「LIME2(意思決定を支援する環境影響評価手法)」も読みかじった。
産業技術総合研究所が、第2期LCA国家プロジェクト(2003年~2006年)における研究の一環として、このLIME2(Life-cycle Impact assessment Method based on Endpoint modeling:日本版被害算定型ライフサイクル環境影響評価手法)を開発したという。

LIME2では、人体、生態に悪影響を及ぼす放射性物質を、水と同様にインベントリとして捉えていない。
地球温暖化対策として、火力発電などと比較して原発の優位性は揺るがないだろうが、原発事故、核廃棄物などのから放出される放射性物質をカウントする必要があるだろう。
そのリスク(規模の大きさ×発生確率)は小さいという数値結果になるだろうが、心情的には中国から飛散するPM2.5の大気汚染よりも環境への影響は大きいと考えたい。それは一過性の影響でなく、十万年にもわたる持続性のある影響だからである。
これは、科学では答えを得ることがことが出来ない哲学の問題でもある。

by ecospec33 | 2013-03-11 13:45 | 〇カーボン・フットプリント  

野川、武蔵野公園の野鳥(キタテハ、ヤガラ、シロハラ、コゲラ)

今日3月6日は、3月下旬から4月中旬の陽気な天気となり、湿度も低いので散歩には最適である。
野川沿いは、冬を成虫で越した蝶、キタテハが飛び始めた。
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武蔵野公園の梅の木にはヤガラが飛び交っている。
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コゲラが、桜の木を突いている。
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下の灌木にはシロハラが跳ねる。
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昨日、気象庁は、関東から以西で10日頃からの1週間に平均気温より2.6℃以上の高温となる可能性が高いという「異常天候早期警戒情報」を出した。
この暖かい気温が続く。

野川の渇水も続くということだ。
カワセミは見かけなくなってしまった。
冬鳥も里山に戻っていく。

by ecospec33 | 2013-03-06 15:13 | ●季節の変化と日常生活