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「エコプロダクツ展」~「エコプロ展」から見えることⅡ(ビッグサイト、来場者数、出展者数、展示小間数)

2019年が明けた。

この正月5日に、理研の理事で、東工大教授であった井上一郎先生の94歳誕生日をお祝いを兼ねた新年会が開かれた。

日が高く暖かだったので会場に近い友人に連絡し、会うことが出来た。友人は、僕以上にエコプロ展については詳しく、「昔より、大学、NPO法人の出展が増加している。」などとの実感を語ってくれた。

また、「会場のビッグサイトが『東京オリンピック・パラリンピック』開催に合わせてメディアセンター(IBC(国際放送センター)及びMPC(メインプレスセンター))になるから、多くの展示会の開催場所と日程の変更、縮小、入れ替えがあるだろう。このため、エコプロ展も変わざるを得ないだろう。」と語った。

調べたところ、メディアセンターの開設準備期間から撤収期間は2019年4月~2020年12月と公表されている。しかしながら、エコプロ2019は12月5~7日に開催予定されている。どうなっているのだろう。

まずは、来場者数の確認である。

直接帰宅し、休みが取れる金曜日の出足が良い曜日であることは想像できる。

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次に、出展規模を示す、出展者数と展示している小間数の確認である。
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現地で感じていたとおり、来場者数、出展規模どちらについてもここ数年減少傾向にあることは確かである。

来場者数は2009年、出展規模は2008年をピークに減少しており、ピーク時より、それぞれ約12%、約20%の減少である。

これは、無料の来場者よりも出展に費用がかかる企業・団体の数の方が、より早く、また多く減少していることを表している。

ちなみに、1小間(3.3m)当たりの出展単価を30万円として、過去最大時の出展者の総出展費用は約5億円に上る。出展者はこればかりでなく、ブースの装飾、パンフレット作成、大企業ではコンパニオンの手配も必要だろうから、これの2倍以上の出費が生じていることだろう。


出展者がこの出費に見合うだけの広報効果を認めるか否かの問題にかかっている。



by ecospec33 | 2019-01-07 13:08 | 〇環境展・省エネ展・エコプロ展  

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