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小江戸川越の七福神めぐりと鰻重

日本乳業協会に属し、牛乳パックのリサイクルを推進する「牛乳容器環境協議会」に関連して活躍していた有志らが構成する「牛(丑年生まれ)の会」の第三回目で、昨日1月7日に小江戸川越を巡った。
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西武線本川越駅に着くと、駅前では七福神巡りのボランティアの方々が、数名の集団を送り出していた。その集団の後について集合場所の東武東上線川越駅に向かった。川越駅前でも七福神巡りの案内が出ていた。
駅改札には集合時間の30分以上も早く着いたので、近くの「一番、毘沙門天」に出かけてみた。そこでは、先ほど一緒だった集団が長い列の最後尾に並んでおり、お参りできるような状態ではなかったので、すぐに引き返した。
「牛の会」の主宰者は川越在住で、正月の七福神巡りが混雑することを良く知っており、逆コースで巡る予定を立ててくれていた。
「弁財天」は、川越の市内を取り囲んで流れる新河岸川沿いにあり、台地から一段下がった本堂裏にあった。江戸時代に水運に利用されていたという新河岸川には大きな鯉が大きな口を開け餌をねだっており、この川に沿って暫し北上したところに、「布袋尊」があった。
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「菓子屋横丁」で駄菓子を見ながら抜け、仲間が買ってくれた醤油団子を食べながら「蔵造の町並み」に向かった。金笛醤油などに立ち寄り、これこそ川越という「時の鐘」を眺め、「福禄寿」に向かった。この蓮馨(れんけい)寺の龍の彫刻は見応えがあった。
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「大正ロマン通り」から、喜多院方面に向かった。「恵比寿天」は成田山川越別院にあり、護摩焚きが行われており、大いに賑わっていた。また「大黒天」のある喜多院は初詣の大行列であったので、家康を祀った仙波東照宮に向かった。100m程しか離れていないのに、実に静かであった。代々の川越城主が奉納した大きな灯篭が非対称に並んでおり、長い年月を地震にも耐えてきたようである。
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主宰者が予約しておいてくれた「うなぎ 東屋」の趣のある2階で、談笑しながら特上の鰻重を食した。身はふっくらとしており、味は辛目であった。向かいにある成田山の3時の護摩焚きの鐘が聞こえ、帰宅の途についた。

時間の都合で五福神巡りに終わったが、小江戸川越は観光の町であった。
前日にも一通り確認して回ったという、準備怠りない主宰者に感謝する次第である。

by ecospec33 | 2012-01-08 11:46 | ●プライベート  

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